どうも、こんにちは、だんなです。
2020年、プログラミング教育が小学校で必修化されることもあり、 本業システムエンジニアのだんなが息子に簡単なプログラミング(Python:パイソン)を教えてみる入門講座の第14回になります。
前回に引き続き、小学生の息子が実際にプログラミングを実践してみて、疑問に思った感じたところをブログ記事に残していきますので、今から子供にプログラミングを教えたい、親子で一緒に学んでみたい方なら誰にでもお勧めの入門教材になると思います。
第8回以降は「標準入力」という機能を使います。
理解が進んでいない方は、先にコチラをご覧ください。
第8回:いっぱいの「い」を「お」に変えてみよう
第9回:横書きを縦書きやナナメ書きにしてみよう
第10回:俳句や川柳を5・7・5で改行させよう
第11回:「あ」の付く都道府県を一瞬で答えよう
第12回:スプラトゥーンのブキを絞りこもう
第13回:大きな文字や絵を表示してみよう
- 簡単なプログラミングを体験してみたい方
- 今までプログラミングをやったことのない初心者の方
- プログラミング言語Python[パイソン]を使って簡単なプログラムを実行
- 画面やキーボード操作がわかりにくい場合は、Youtube動画を見て確認
- 疑問点があれば、コメントやtwitterに書いてくれればお答えします
- このサイト(あゆすた)をパソコンで見ている方ならそのまま実行可能
- ブラウザだけで実行可能なので、難しいインストール作業などの準備は不要
本業のシステムエンジニアの皆さんがプログラミングをする場合には、いろいろ面倒な準備が必要だったりするのですが、このプログラミング入門講座では「簡単に」「無料で」プログラム実行できます。
実行手順は以下の4点となります。
入門教材① プログラミングを実行する画面を開く
入門教材② 標準入力エリアに入力データを書く
入門教材③ プログラムを書く(第14回はおかんが好きなキャラクターの名前忘れた言うててね)
入門教材④ 実行ボタンを押す
それでは、さっそく進めていきましょう!
おかんが好きなキャラクターの名前忘れた言うててね
むすこ君、むすこ君。
うちのおかんがね、好きなキャラクターがあるらしいんやけど、 その名前を忘れたらしいねん。
そうなんや。
好きなキャラクターの名前忘れてまうって、どうなってんねん。
いろいろ聞くんやけどな、全然わからへんねん。
ほんだら俺がね、おかんの好きなキャラクターを一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか教えてみてよ。
ゲームソフトやアニメにもなった大人気のキャラクターでな、「ピカぁ~」言いながらバトルしてるやつや、って言うてた。
ピカチュウやないかい。その特徴は、もう完全にピカチュウやがな。すぐわかったよ、こんなもん。
俺もピカチュウやと思てんけどな、おかんが言うには、巨大な体で町中を踏み荒らしている怪獣や、って言うねんな。
ほなピカチュウちゃうがな、それ。ピカチュウは人なつっこいねん。ピカチュウが人なつっこくないと、ポケモンが成り立たへんねん。もうちょっと詳しく教えてくれる?
なんでも、今回のプログラミングのテーマで、元データからではようわからんけど、プログラムを実行するとそれがわかるらしい。
もぉ、お父さん、流行りの漫才にすぐ影響されるよね。
入門教材① プログラミングを実行する画面を開く
プログラミングを実行する画面を開きます。本当にめちゃくちゃ簡単です。
以下のリンクをクリックして下さい。
codingground SIMPLY EASY CODING [python]
codingground(コーディンググラウンド)という無料プログラム実行サイトが開きます。
上の画像のような画面が出てくれば準備完了です!
※ サイトが重くて動かない場合は、以下のサイトを使って下さい。
入門教材② 標準入力エリアに入力データを書く
今回のプログラムも標準入力の画面を使います。
画面左側にある「STDIN」(標準入力の意味)を押して、入力データを書きましょう。
61909020114521
313241906011352221
2021124512411071102145221110
30211275121175111245221120
402112959515321130
50215295451211121140
702112119565121150
901195851150
901135218521251150
8011122521121165211211251140
801135416541251140
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1125121130119595151140
113512112011129585121140
11451211201195851150
1155122112754365121140
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11751165116511551140
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2011251112113511451145114511251130
10112511221135121135114511351112251130
101115111211121135121135114511351112251130
201115222145121125114511251112351130
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じゃあ、おかんが忘れてしまったキャラクターの元データをコピー・貼り付けしてやってみよう!
元データを見ても、何が書いてあるのか全くわからないよね。
今回は標準入力のエリアに、文字や絵の元データをコピー・貼り付けして、その後プログラムを作っていきます。
入門教材③ プログラムを書く(第14回はおかんが好きなキャラクターの名前忘れた言うててね)
入力データの準備ができたら、次にプログラムを書いていきましょう。
パソコンのキーボードを使って、画面左側にプログラムを書いていきます。
第14回は、Python[パイソン]というプログラミング言語を使って、おかんが忘れてしまったキャラクターを表示するプログラムを作ります。
画面の上側に、上の画像と同じ12行のプログラムを書いてみて下さい。
実行すると、標準入力エリアのおかんが忘れてしまった好きなキャラクターを表示するプログラムです。
2行目の「・●□■*@▲▼○#」って何?バグってるの?
あぁ、 絵を描くための文字データだから、全角でそのまま書いてね。(面倒だったら↑をコピー・貼り付けしちゃおう。)
左側に12行のプログラムが書き終わって、以下のような状態になれば完成です。
入門教材④ 実行ボタンを押す
最後に、書き終わったプログラムを実行してみます。
左上にある「Execute」(実行)のボタンを押してみましょう。
画面の「Result」(結果)に、おかんが忘れてしまった好きなキャラクターが表示されましたか?
ピカチュウやないかい、この表示はもう完全にピカチュウやがな。すぐわかったよ、こんなもん。
俺もピカチュウやと思てんけどな、おかんが言うには、もう一つ元データがあって、それは8等身のモデル体型をしたキャラクターや、って言うてた。
ほな、ピカチュウちゃうやないかい。ピカチュウはな、短足で丸っこいからカワイイねん。モデル体型ではポケモンが成り立たへんねん。もうちょっとなんか言うてなかった?
今回は、もう一つ、元データを用意してんねん。
何が表示されるか、標準入力エリアにコピー・貼り付けして実行してみてくれるか。
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24333411352115213511643324
34134411952511741334
84119525119424
お父さん、このおかんが忘れたデータはどうやって作ったの?
数字が並んでるけど、意味がぜんぜんわかんないや。
前回も使ったドット絵・お絵かきツールを使ってデータを用意したんだよ。
前回、元データにうっすらとキャラクターが映っててすぐにバレちゃったからね。暗号化してみたんだ。
暗号って?
秘密を守るために特殊な文字に書き換えたものを暗号って呼ぶんだよ。
この暗号の仕組みが解けたら、来月のおこづかいを2倍にしてあげてもいいよ。
マジっすか・・・!
ドット絵・お絵かきツールの下の方に、おかんの忘れた暗号データが表示されるようになっているから、いろいろイジってみるとヒントが出てくるかもね。
(この数分後、暗号は瞬殺で解読されました。おこづかい2倍よりゲーム券を希望され、100分券をあげました。ちなみに、むすこ君がピカチュウにハチマキを巻かせた絵があまりにもかわいかったのでアップします。)
次回の入門講座では、別の文字を書くプログラムでなぜそのような動作をするのかを解説しようと思っています。お楽しみに!
以上、だんなの「初心者のためのPythonプログラミング入門講座」でした。
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