こんにちは、だんなです。
小学校6年生になる子供のお父さんです、毎日がんばっています。
システムエンジニアを生業としているお父さんとしては、子供には小さいころからプログラム言語を覚えさせたい、という気持ちがあり、今時のプログラミング教室(プログラミングスクール)に通わせて、スクラッチ(Scratch)を勉強させていました。
ただ、自分がプログラミングを覚えたのも小学生の頃で、自分で本を読みながら楽しく勝手に覚えていましたので、子供にも自宅で楽しく好きなようにプログラミングを学んで欲しい、スクラッチ(Scratch)以外のプログラム言語にも触れる機会を与えたい、という希望がありました。
だったら、Python(パイソン)など流行りの言語でできることを探して、自宅で初心者のためのプログラミング入門講座を開いて、親子で楽しんでしまおう!!という結論に至ったわけです。
Pythonなどの流行りの言語でできることで、初心者のためのプログラミング入門講座を
プログラミングはすごく面白いです。でも、覚えるまではすごく難しいです。
お子様にすごく簡単なプログラムからでよいので、お父さんお母さんが教えてあげて欲しいと思っています。親子で一緒に学ぶという意味でも、プログラミングはとてもよい教材だと思っています。
小学校の「プログラミング教育の必修化」が意味すること
プログラミング教育の必修化についてお話する前に「プログラミング」とは何なのか、というお話をしたいと思います。
プログラミングとは、「コンピュータが理解できる言葉を使って、コンピュータにさせたい内容を書くこと。」です。そして、その内容を書いたものを「プログラム」と呼びます。
コンピュータを動かすためは「最初に○○をしなさい。そして次に△△をして、□□の場合には●●しなさい。」と、明確に間違うことなく指示する必要があります。そして、その指示をするための言葉(これをプログラミング言語と呼びます)は人が話す言葉に比べて極端にボキャブラリーが少ない、という特徴があります。
まとめると、
プログラミング = コンピュータに種類の限られた言葉で明確に指示を出すこと。
となります。
言葉の種類が限られることについて、人に仕事を頼むときと比べて考えてみます。
人間が相手だと、例えば「その部屋の隅っこに形が四角くなるように机を並べておいて。」と頼めば、少々こちらの説明が足りなくても「あぁ、おそらくこうして欲しいんだな」と察してくれます。
コンピュータはそうはいきません。「部屋の床の座標をX,Yで表して、最初にX=1,Y=1の場所に机を一つ置き、次にX=2,Y=1の場所に机を一つ置き、・・・」のような命令をしないと動いてくれません。「四角く並べて」なんていう命令は理解してもらえないのです。
さて、ここからが本題です。
今、プログラミング教育が必修化される意味は何なのでしょうか?
みんなが上記のようなプログラムを書けるようになってIT企業に勤めることを促進しているのでしょうか?それも目的の一部分なのかもしれません、今IT業界は空前の人不足が叫ばれていますから。
ただ、それだけが目的ではなく、子どもに「プログラミングを通じた論理的な考え方(プログラミング的思考)」を身につけさせ、コンピュータに命令を出すかのように物事を順序立てて、わかりやすい言葉で説明し、実行に移す力を養うことがねらいです。
「プログラミングを通じた論理的な考え方(プログラミング的思考)」については、次の段落でお話したいと思います。
小学生のうちにプログラミングでこんな力が身につきます!
プログラミングを通じた論理的な考え方(プログラミング的思考)
コンピュータを使って何かを作りたい・動かしたいと思ったとき、どうすればそれが作れるのか、思った通りに動いてくれるのかを考える中で、プログラミングを通じた論理的な考え方(プログラミング的思考)が自然と身につきます。
問題を解決する力
プログラミングをすると必ず問題が出てきます。やり方がわからない、思った通りに動いてくれない、など、上手くいかない様々な状況をどうしたら解決できるのか考える中で、問題を解決する力が身につきます。
失敗を成功に変える力
プログラミングをすると多くの失敗を経験します。何度も失敗した結果を分析し、それが成功に変わるまでやり抜く力が身につきます。
プログラミング言語は親子で学習・入門すると効果的な教材です!
親子でプログラミング学習をやってみる効果についてお話します。
入門① 子どもに意欲的に学習するきっかけを与えましょう!
子どもが意欲的に学習するきっかけをプログラミングという学習を通じて準備してあげることができます。2020年よりプログラミング教育が小学校で必修化されますので、親子で一緒に学習することはがとても良いきっかけになるのではないでしょうか。
入門② 初心者のお父さんお母さんが学んでいる姿を見せましょう!
お父さんお母さんの中には、これまでプログラミングなんてやったことがない未経験の方が大半かと思います。国語や算数などの教科と異なり、プログラミングはお父さんお母さんが未経験で知識がない同じスタート地点から一緒に学びはじめてもすごく楽しめるものです。お父さんお母さんが学習する姿を子どもに対して見せてみませんか?
入門③ 初心者でも親子で楽しくプログラミングを学びましょう!
プログラミングを学ぶことそのものが、お父さんお母さんにとっても大きな武器になります。プログラミングを通じてパソコンを代表とするコンピュータの仕組みを学んでもらい、今後ますます社会に浸透するコンピューターについての知識を持ってもらうことが大きな武器になる可能性があります。
親子で学べるプログラミング教材・プログラミング言語
プログラミング学習に関する教材は世にあふれています。あまり知識のないお父さんお母さんにとっては、どれを選べばよいのかチンプンカンプンなのではないでしょうか?
そんな方にはコチラをお勧めします。
私が自宅で初心者のためのプログラミング入門講座を開いてしまえばいいんだ!という結論に至り、その様子をブログに残していっておりますので是非ご覧下さい。(単なるブログですから、もちろんすべて無料です。)
ただし、タイトルで「初心者のための」と謳っている通り、大規模なプログラムを教えているわけではありません。場合によっては、簡単すぎたり、ゲームのような遊び心が欠けていたり、物足らないブログになっているかもしれません。
そんな方には、ちゃんとしたプログラミング入門講座やプログラミング教室をご検討されることをお勧めいたします。
例えば、以下のようなところがありますので、ぜひご検討を。
親子で読んでもらいたいおすすめのプログラミング本
ゲームセンターあらしと学ぶ プログラミング入門 まんが版こんにちはPython(2020/4/29発売)
伝説のゲームマンガでプログラミングが楽しく身につく!だれでも、はじめてでも、ゲームが作れる!
『ゲームセンターあらし』『こんにちはマイコン』のすがやみつる先生が、プログラミング入門マンガを描き下ろし!
いよいよ小学校でのプログラミング教育が必修化されます。ただし、授業で習うとなると、とたんにプログラミングがつまらなくなりそう。プログラミングだけでなく、IT全般をきらいになっちゃうかも――。そんな懸念を吹きとばすのが、すがやみつる先生の書き下ろし入門マンガ、令和版の『こんにちはマイコン』ともいえる本書です。プログラミングの必要性はもとより、プログラムをつくって動かす楽しさ、面白さをバッチリ伝えます。もちろん、プログラミング未経験の大人が読んでも役立ちます。
子どもから大人まで、「プログラミングを楽しみたいすべての人」にお届けします。
登場人物紹介
プログラミングって何だ?
第1部 プログラムを書いて動かそう!
第1章 プログラムって何だ?
第2章 Pythonのインストール
第3章 プログラムを書いてみよう!
第4章 IDLEでプログラミング
第5章 変数を使おう!
第2部 ゲームを作りながらプログラムを学ぼう!
第6章フィズバズゲームを作ってみよう!
第7章じゃんけんゲームを作ってみよう!(テキストベースのゲーム)
第8章マウスを使ったスカッシュゲームを作ってみよう(Tkinterを使ったGUIゲーム)
Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
Web開発やデータ分析などの分野で近年、ユーザー数が増えてきているPython。最近では、Pythonに触れる方も多くなってきています。本書はそうしたPython初心者の方に向けて、簡単なサンプルを作りながら、対話形式でプログラミングのしくみを学ぶ書籍です。
たのしくまなぶPythonプログラミング図鑑
2020年より小・中学校でプログラミング教育が本格化――人気の言語「パイソン」を習得するための最高の入門書が登場。プログラミングの手順を1ステップずつやさしく解説。カラフルなイラストや興味をひくプロジェクトを通して、Pythonの基本が楽しく学べます。絵を描いたり、動きのあるグラフィックを作ったり、かんたんなプログラムで動くおもしろいゲームを作ったり、この本一冊で基礎の習得から実践までカバー。
学校では教えてくれない大切なこと(25)プログラミングって何?(IT社会のしくみ)
「プログラミング」というと、なんだか難しそうですが、実は、私たちは毎日の生活の中でたくさんのプログラミングに触れています。本書は、身の回りに存在するプログラミングについて、マンガでわかりやすくまとめています。「プログラミングの構造やコードなど、くわしいことをどんどん学習したい! 」という人にとっては物足りない内容かもしれませんが、いつ・どこでプログラミングが使われているのか、なぜプログラミングが重要なのかといった「基本中の基本」をやさしく解説していますので「プログラミングって、いったい何」?というところからはじめられる、小学生の最初の1冊としておすすめいたします。
小学教科書ワークプログラミング的思考3〜6年
「プログラミング教育、どうしよう」?という方に、人気の『教科書ワーク』シリーズに待望の「プログラミング的思考」が加わりました!
文部科学省の掲げるプログラミング教育のねらいは、特定のプログラミング言語や技能の習得ではなく「プログラミング的思考の育成」です。この本は「プログラミング的思考」で用いる考え方のうち優先度の高いものを集めています。段階別の構成で無理なくしっかりと学習できます。