料理の下ごしらえをしているときに、浮かぶ野菜と沈む野菜があることに気が付いた息子。
どの野菜が浮かぶのか?なぜ浮かぶものと沈むものがあるのか、実験して調べてみることにしました。
むすこ
浮かぶ野菜と沈む野菜の違いはなんだろう?
あゆ
確かに!ちゃんと考えた事がなかったな。
実験して調べてみよう!
【実験】野菜は水に浮かぶのか?|自主学習ノート
水に浮かぶ野菜と沈む野菜の種類は?
水に浮かぶ野菜の種類
- レタス
- きゅうり
- きゃべつ
- ほうれん草
- 水菜
- かぼちゃ
- ピーマン
水に沈む野菜の種類
- にんじん
- さつまいも
- じゃがいも
- 大根
- ごぼう
- れんこん
水に浮かぶ野菜と沈む野菜の違いはなんだろう?
水に浮かぶ野菜と沈む野菜にはどんな違いがあるのでしょうか?
それは野菜の生育環境に答えがあります。
地面の上で育つ野菜は水に浮き、地面の中で育つ野菜は沈みます。
かぼちゃは重いので水に沈む野菜だと思ってしまいますが、かぼちゃは地面の上で育つので水に浮かぶのです。
例外になる野菜もあります
中には例外もあります。それはトマトやたまねぎです。
地上で育つトマトは本来水に浮くはずですが、実験してみると完熟したものは沈み、未完熟のものは浮きます。
玉ねぎは地面の中で育つ野菜なので沈むはずですが、水に浮きます。
水に浮かぶ野菜と沈む野菜は「密度」で決まる
水に浮くか沈むかは、重さではなく「密度」で決まります。
人参と水を同じ1m³(立法メートル)の体積で比較したとき、人参のほうが密度が高いため、水に沈みます。人参を小さく切ると浮きそうな気がしますが、体積と重さの関係(密度)で浮くかどうかが決まるので、いくら小さく切っても沈んでしまいます。