小学1年生になると「ひらがな」を学びます。
今回、小学5年生の息子が普段何気なく使っている「ひらがな」はどうやって作られたのか疑問を持ち、 自主学習ノート(自学ノート)にひらがなの成り立ちを調べてまとめることにしました。
むすこ
日本特有の「ひらがな」はどうやってできたんだろう?
ひらがなはどうやって作られたか調べよう|自主学習ノート
ひらがなの成り立ち
大昔、日本には文字がありませんでしたが、1500年ほど前に中国から漢字が伝わりました。
ほどなくして、ひらがなとカタカナが作られ、日本でできた文字を仮の字という意味で「仮名」と呼びました。
ひらがなは、奈良時代の万葉仮名をもとに、簡単に書けるように作られた文字のことです。
平安時代の女性が和歌にもちいた文字としても知られています。
万葉仮名からひらがなへ
万葉仮名とは、日本語を書き表すために漢字の意味とは関係なく「音」を用いて表したものです。万葉仮名の形をくずして簡単な字にしたものを草書体といい、それをさらに簡単にしたものがひらがなです。
ひらがなは1900年に国が48字と決めたのでそれ以外はあまり用いられなくなりました。
カタカナの成り立ち
カタカナは漢字の一部をとって作られたもので、漢字だけで書かれた中国の書物を読みやすくするためにお坊さんが書いたのが始まりといわれています。
漢字の成り立ち
約3400年前の中国では占いの記録をカメの甲羅や生き物の骨に刻みこんでいました。これを「甲骨文字」といい、漢字のもとになっています。
漢字は史上最も文字数が多い文字体系で、その数は10万字を超えています。