当時、小学6年生の息子は、花火大会の打ち上げ花火を見て、花火について自主学習ノートに調べてまとめてみることにしました。
花火ってどうやって打ちあがってるんだろう?
さっそく調べてみよう!
花火について|自主学習ノート
花火とは?
花火とは、火薬と金属の粉を混ぜたものに火をつけ、破裂した時の色や形を楽しむものです。
火薬に混ぜる金属の粉の種類によって、何色もの色を出すことが出来ます。
花火の色の違い
金属には燃える時に決まった色の炎を出すものがあります。
花火の火薬には赤や青、緑の炎を出す金属の粉が混ぜてあるので花火が開いた後にさまざまな色が出る仕組みになっています。
金属による色の違い
●緑はバリウム
●青は銅
●赤はストロンチウム
●黄色はナトリウム
●紫はカリウム
●だいだいはカルシウム
花火についての小ネタ
Q1.花火を日本で初めて見たのは誰?
A1.徳川家康
徳川家康が見た花火はイギリスから贈られたもので、筒の中につめた火薬が火柱のように上がる「手筒花火」で、当時はまだ打ち上げ花火はありませんでした。
Q2.「たまや」「かぎや」の掛け声はどういう意味があるの?
A2.花火大会では、花火が上がったときに「たまや」や「かぎや」という”かけ声”をかける人がいます。
この掛け声は、江戸時代の有名な花火師の屋号の「玉屋」と「鍵屋」が由来といわれています。
花火大会で両方の花火が上がったとき、花火を見ていた人たちが、キレイだと思ったほうの屋号をさけんでいたと言われています。
Q3.花火玉の種類はどんなものがあるの?
A3.打ち上げ花火は「割物」「ポカ物」「半割物」に大別することができます。
Q4.花火玉の大きさで、打ちあがる高さや大きさは変わるの?
A4.日本では、花火の大きさは、尺貫法(一寸=3.03cm)を基準に分類されています。
花火玉には、直径が約6.9cmの小さな「2.5号玉」から、直径が約114cmもある「40号玉」まで、いろいろな大きさがあり、普通の花火大会などでは主に3~5号玉が使われています。
打ち上げ花火は、玉の寸法によって火薬の量や導火線の長さが決まるので、それによって打ち上げる高さも決まります。
もっとも大きな「40号玉」は、約750mの高さまで上がり、花火の直径も約750mになります。