小学5年生の息子は給食時間に出てくる牛乳のラベルを見て疑問が湧いたようです。
今回、自主学習テーマに「生乳」とはなんなのかを調べ、自主学習ノート(自学ノート)にまとめることにしました。
生乳と牛乳って違いがあるのかな?
そういえば定義はどうなってるんだろうね?
生乳からはどんな食品ができるのか調べてみよう|自主学習ノート
生乳について
しぼったままで、殺菌などの処理がしていない牛やヤギの乳のこと。生乳は、牛乳や乳製品の原料となります。生乳をそのままで販売することは食品衛生法でできないことになっています。
一般に牛乳と呼ばれているものには、種類別「牛乳」「成分調整牛乳」「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」「加工乳」「乳飲料」に分類され、容器の一括表示欄に表示するよう定められています。
生乳からできる主な食品
バター
バターは牛乳から分離したクリームを凝固させた(練るなどして固めた)食品です。
成分は乳脂肪分80.0%以上、水分17.0%以下と定められています。
ヨーグルト
乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品のこと。
成分規格は無脂乳固形分8.0%以上、乳酸菌数又は酵母数1000万/ml以上と定められています。
チーズ
牛などの乳を乳酸菌や酵素を加えて凝固させ、微生物の作用によって発酵・熟成させた食品のこと。極めて栄養価が高いことが特徴です。
製造方法によってプロセスチーズとナチュラルチーズの2種類に大別されます。
アイスクリーム
牛乳・砂糖・卵黄に香料を加えて凍らせた氷菓子のこと。食品衛生法では乳脂肪分8%以上を含むものとしており、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓子と区別されます。
牛乳について参考にしたい書籍
食べもの“ぺろっと”まるわかり! いただきます図鑑
本書は、「魚は切り身のまま泳いでいる」と誤解しているような子供たちに、食のことをもっと知ってもらうための食育の本です。 米、魚、エビ・イカ・タコ、肉、野菜、ダイズ、牛乳について、一生役に立つ食のキホンを教えてくれる、まったく新しい食育の本です。
すがたをかえる食べもの(4) 牛乳がへんしん!
牛乳が様々な食べものに変身していく様子を、写真やイラストとともに楽しく紹介されている1冊です。バター、ホイップクリーム、アイスクリーム、プリン、コンデンスミルク、粉乳、チーズ、チーズケーキ、ヨーグルトなど。調べ学習のまとめ方のアイディアも付いています。