自主学習ノート_けがをしたとき体の中で起こることを調べよう

血液についての自主学習ノート

小学6年生の理科の授業で「人の体のつくりと働き」「血液の流れと働き」を学習します。
今回、小学5年生の息子は「血液」についてテーマを絞り、けがをした時の体の仕組みについてまとめることにしました。

むすこ
むすこ

ケガをした時に血が止まるのはなぜだろう?

けがをしたとき体の中で起こることを調べよう|自主学習ノート

けがをしたとき体の中で起こることの自主学習ノート
※赤文字が見えづらくてすみません・・・

血液ってなんだろう?

血液は、ヒトの体のすみずみまで流れている赤色不透明の液体です。
全身の細胞に栄養分や酸素を運搬し、二酸化炭素や老廃物を運び出す役割を持っています。

血液の成分とはたらき

ヒトの血液は体重の約13分の1の量だと言われています。
赤血球のタイプによって「A型」「B型」「O型」「AB型」に分けられます。

赤血球

ヘモグロビンという色のついたたんぱく質がびっしりつまっていて、酸素とくっついたり離れたりする。血が赤いのは赤血球のため。 血球の中で最も多い細胞です。
●大きさ―直径が7-8μm
●数―血液1μLあたり成人男性で420-554万個、成人女性で384-488万個程度
●寿命―約120日

白血球

白血球は体内に入った異物をやっつける役割を持っています。 けがをしたり炎症を起こしたりすると 、白血球がどんどん増えます 。 傷口が化膿してできる膿などは、戦って死んだ白血球と異物のかたまりです。
●大きさ― 6から30µm
●数―男女差はなく、正常血液1µLあたり3500から9500個程度
●種類―好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球

血小板

血管の破れたところをふさぎ、出血を止める作用を持っています。
●大きさ―約2μm

血しょう

血液の半分以上を占める、うすい黄色の液体のこと。

血液の流れ

血液の流れは2つあります。

体じゅんかん


心臓から出て全身を回り、心臓にもどる流れのこと。
血液は体のすみずみまではりめぐらされた血管を通って、肺で取り入れられた酸素と小腸で吸収された養分を体の各部分へ運んでいます。体の各部分で血液は酸素と養分と入れ替えに二酸化炭素や不要になったモノを受け取り、心臓にもどります。

肺じゅんかん


心臓から出て肺を回り、心臓にもどる流れのこと。
体の各部分で二酸化炭素などを受け取って心臓にもどってきた血液が肺に送られます。肺で血液は二酸化炭素を出し、酸素を受け取ります。この酸素を多く含む血液は心臓に戻り、ふたたび体の各部分に運ばれます。

血液について参考にしたい書籍

からだのしくみを学べる! はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑

シリーズ累計発行部数350万部突破! TVアニメも第二期の制作が決定した『はたらく細胞』が、小学生向けの読み物として登場しました。本書は、アニメのイラストを200枚以上使いながら「からだの仕組み」をわかりやすく解説しています

学習まんがドラえもんからだシリーズ2・血液の流れ

循環器、赤血球や白血球の働きなど、人体から生物の不思議について学べます。子供向けではありますが、 難しい参考書を読むより分かりやすいと大人にも好評な1冊です。

DVD付 WONDER MOVE 人体のふしぎ

第三章の呼吸をするエネルギーをはこぶ章に、循環器のはたらき/肺/心臓/血液/腎臓/おどろきの呼吸法が載っています。 骨格・筋肉から、脳のしくみ、胎児の成長、ips細胞まで。私たちの体のメカニズムを美麗イラストや電子顕微鏡写真を用いて詳細に解説されており、想像を超える人体のふしぎがヴィジュアルで理解できる1冊です。

人体のサバイバル(2) 生き残り作戦

子供たちに大人気の「サバイバルシリーズ」
赤血球と白血球、血液型と遺伝、心臓や肺の構造や機能、骨や皮膚の構造などの解説を交え、物語を楽しみながら人体に関する知識も身につく1冊です。